美術:磯見俊裕

ファッションメーカー勤務、日刊木材新聞編集者を経て独立。グループ「ウッディライフ・クリエイト」を設立し木に関するイベントを多数手がける。 劇団維新派と知り合い京都に千年シアターを建設したことがきっかけとなり、映画美術デザイナーとなる。また映画のプロデュースも手がける。カンヌ国際映画祭で高い評価を受けた「誰も知らない」(2004年)をはじめ、是枝裕和監督作品の美術監督を多く担当している。その他主な担当作品に、アッバス・キアロスタミ監督の「ライク・サムワン・イン・ラブ」(2012年)、東野圭吾監督による「人魚の眠る家」(2015年)等がある。手塚眞監督とは「実験映画」(1999年)、「ブラックキス」(2006年)等、多数の作品がある。2005年より東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻助教授、2008年より教授。